2022年3月28日、母が亡くなった。

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諸行無常だというが、その苦しみは形容し難い。

 

その日着ていたタンクトップは決して洗うことはできない。

 

天国であり、地獄でもあるこのゲームは、いつまで続くのか。

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KONMASAというDNAは母がいなければ存在しなかった。

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母が残した車を外壁塗装で真っ白に塗り、市場価値は0円と化した。

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KONMAMAと名付けたそれを、廃車になるまで乗り切ることが自分なりの弔い方なのだ。

 

そして廃車になった部品と、亡くなった日に着ていたタンクトップを結合した時、KONMAMAは完成する。

 

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全てが温故知新であり、諸行無常。

 

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この身が消滅し、

生老病死の円の中から抜け出したとしても、

抜け殻のタンクトップだけが語り継ぐ、

 

この日々の想い。

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たとえそれが途絶えたとしても、それはとても美しく、自然なことだ。

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