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Phase 2
煩悩の始まり
-The beginning of worldly desires-
自己を見つめて
己を受け入れる
だけど、求める

「掌中天河」と名付けたKONMASA自身の両手。
これらの作品を作る発端は、手の皺が細かく、多い事がコンプレックスだったが、不思議と眺めていると、
その流線に銀河の流れを感じ、いつしかそこに「愛」を持つ様になったからである。
中心像の着ているタンクトップは、実際に数年着用した愛着のあるNASAのタンクトップに今は亡き、
影響を受けた偉人達の名前をひたすら殴り書きで書いた物である。
中心には最も影響を受けた岡本太郎氏の名前が書かれている。

ひとりでは何も出来ない
技術もない
才能もない
教育も受けていない
何者かになる必要もない
しかし何かをしようとしている
「ありがとう」

「森羅万象」と名付けた合掌作品は、
通常時は「ありがとう」とひたすらに羅列された書道作品である。
その狂気的な思いとは裏腹に、
暗室では安らかにタンクトップを着たKONMASAが合掌している。
左から見るとKONMASAは消え、歪んだ円相だけが残る。

Phase2
煩悩の始まり 作品 展示歴
2019
Daiichi Art Museum | Nagoya
2020
GINZA Gallery Q | Tokyo
Minamimakimura Museume | Nagano
and
KONMASA The Art Building
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